浅草がK-POPガールズ・グループで一色に! 日本初上陸のフレッシュ・チームが続々!

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K-POPガールズ・グループによる夢の祭典、「K-FAN2018 SUMMER GIRLS FES IN JAPAN」が9月30日、浅草六区ゆめまち劇場にて開催された。当日は台風24号が首都圏を襲い、集客にも影響するかと思われたが、日本初上陸のグループを楽しみにするファンが大挙詰めかけ、出演陣もその期待に応えるよう、熱きパフォーマンスで台風を吹き飛ばした。では、昼公演をレポート!

韓国から来日したのはBERRY GOOD、Wanna.B、LIPBUBBLEの3組。日本からはK-POPスタイルのサウンド&パフォーマンスで魅了するCHERRSEEが出演し、この日、浅草はK-POP一色に染まった。

溌剌と弾けるLIPBUBBLE

トップバッターのLIPBUBBLEは昨年デビューの7人組。今回はソリンを除く6人での来日となり、さらにはウンビョルが足の怪我により、椅子に座ってのステージングに。完全体にあらずとも、LIPBUBBLEらしい溌剌とした舞台で魅了した。

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オープニングではデビュー曲の「POPCORN」を歌い、ポンポンと弾けるようにパフォーマンス。ウンビョルも座ったまま、上半身でダンスし、他のメンバーと振付を一つにする。

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自己紹介を終えた後は、エラがこの後に披露する「Yellow Pink」のダンスをレクチャー。右手をお腹に当て、さするようにするのが注目ポイントと話し、言いえて妙な“消化が良くなるダンス”と解説してくれた。

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そしてAriana Grandeの「no tears left to cry」と、Jax Jonesの「Instruction」に合わせてメドレー形式でダンスを演じた後は、9月に発表したばかりの2ndシングルを「Yellow Pink」を披露。

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2曲を歌い終えた後は、ミレがチームを代表して「これからも応援してください」と話し、最後は全員で「本当にありがとうございま~す」というメッセージとサランへポーズでファンに感謝。爽やかに弾ける存在感をくっきりと印象づけた。

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“勇敢な兄弟”が仕掛けるCHERRSEE

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続いたCHERRSEEは韓国の売れっ子プロデューサー“勇敢な兄弟”がプロデュースする日本発のダンス・ボーカル・ユニット。オープニングの「Cry again」ももちろん“勇敢な兄弟”作でトラック&ダンスにはK-POPテイストが充満する。

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そしてトークでも「K-POPのアイドルさんを尊敬しています」(NENE)とK-POPへのラブを高らかに表明! その後は5月に発売したEP『Melody』から「ダレカ。。。」と「カメレオン」の2曲を歌い、“勇敢な兄弟”プロデュースの「カメレオン」ではまたもK-POPテイストを散りばめ、K-POPファンを魅了。わずか3曲ながらも、クール&セクシーなパフォーマンスで初めて彼女たちを見るファンをも虜にしていた。

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フォトブック / 180930 CHERRSEE – K-FAN 2018

Wanna.Bはこの日のセクシー度NO.1

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3番手はLIPBUBBLEのお姉さんチーム、Wanna.B。事務所は同じだが、そのカラーは違い、セクシーさを強烈に打ち出す。まずはレゲエホーンから始まる「Attention」を演じ、敬礼ポーズもバシバシとぶち込んで格好良さ満点。続けてプレ・デビュー曲の「My Type」をアグレッシブ&セクシーに演じれば、そのクールネスには皆が惚れ惚れ。

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こうして初期の2曲を歌った後は、アミがチームを代表して「このように日本に来ることができて、そして、皆がメンバーの名前を憶えてくれているのが嬉しくて、ドキドキしています。今日は精一杯頑張ります。Wanna.Bはセクシーでカリスマ性のあるガールズ・グループです。これから私達だけのセクシーさとカリスマをお見せしますので、期待してください。日本でもたくさん活動する予定ですので、たくさんの愛と関心をお願いします」とスピーチ。

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その後は3rdシングルの「Why?」を楽し気に歌い、フィナーレでは2ndシングルの「Hands up」で格好良さを炸裂させ、最後はファンのハートを射抜くようにシューティングポーズ。リリースしたオリジナル曲全てを歌うという、ファンには実に贅沢な時間となり、アミは「これからも沢山の応援宜しく御願いします」と話して、舞台を後にした。

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清純で、甘酸っぱいベリーのようなBERRY GOOD

トリを飾ったのは2014年にデビューしたBERRY GOOD(本公演はセヒョンを除く5名でパフォーマンス)。この日、キャリアの一番長いベテランだが、初の正規アルバムをリリースしたのは、デビュー4年目となる今年8月で、序盤はアルバムから2曲を演じる。

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オープニングの「MELLOW MELLOW」から清純な可愛らしさが光り、白の衣装をまとったメンバーたちはまるで妖精のよう。パフォーマンス中もダイェはファンに手を振り、その笑顔が台風を吹き飛ばす。続いたのはアルバムのタイトル曲にして、2018年のサマーソング中、間違いなくベスト3に入る逸曲「Green Apple」。

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夏の暑さを和らげるブリーズのような爽快感のあるトラックと、見ていて楽しいシアトリカルなパフォーマンス。さらにはアップルヒップ・ダンスでファンのハートをトロケさせ、終盤のジョヒョンがコウンのホッペにキスするシーンには胸がキュンキュン! この日のハイライトの一つになった。

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トークでも初々しさが弾けるメンバーたち。「ミカン姫」と自己紹介したコウンは、そう話した後に恥ずかしさのあまり顔を隠したほど。そして気になる由来は、頬がミカン色だからだとか。今回の来日では公演前にも様々なスケジュールが組まれ、27日には「VERY GOOD LOCAL とちぎ」がキャッチフレーズの栃木県の県知事を表敬訪問。メンバーは、栃木県のイチゴが一番美味しかったと声を弾ませ、その後、ダイェは「私はそばが大好き」と続け、日本滞在中に2回も食べたことを告白していた。

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後半ではファンのリクエストに応えるように、「Because Of You」で恋のドキドキ感を歌い、テハとコウンがボーカルの要としてチームをしっかり引っ張る。そして「BibbdiBobbidiBoo」では元気いっぱいにパフォーマンスし、テハは序盤からサランへポーズをプレゼント。

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ジョヒョンはアドリブで「皆さん、愛してる」とシャウトし、メンバーが「BibbdiBobbidiBoo」と歌えば、ファンも「Boo」とレスポンス! フロアの熱気がドンドン高まると、終盤は全員でサランへポーズの七変化を演じ、会場には愛の花が乱れ咲いた。

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さらにラストはドラマティックな展開が輝く「Angel」を歌い、待ちに待ったファンに濃密な時間をプレゼント。歌い終えたメンバーたちは口々に「愛している」と話して舞台袖へ下がっていったが、この夢のような時間は10月18日、新宿BLAZEへと続く。その日、日本初の単独公演「BERRYGOOD JAPAN 1st concert & fan meeting supported by K-FAN」を行い、それをきっかけに更にステップアップしていくことが期待されるBERRY GOOD。本公演はここから始まる歴史の第一歩となった。

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(文:きむ・たく)

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