Mnetのオーディション番組「プロデュース101・シーズン2」に出演し、人気を集めた6人からなるJBJが遂に来日。11月23日、東京・豊洲PITで「JBJ 1st fan meeting ‘Come True’ in Japan」を開催した。では、昼の部の模様をレポート!
イベントはデビュー曲の「Fantasy」から幕開け。「僕を望むだけ、君のものにして。僕は君のファンタジー」と歌う、濃密&セクシー・チューンは、来日ステージを待ち望んでいたファンへの熱き抱擁にも似たプレゼント。早くも会場はファンの絶叫でホットになった。
続くトークでは、お笑いコンビ、アメリカザリガニの柳原哲也を進行役に、場内が笑いに包まれる。まずは日本人メンバーの高田健太が「雨の中、こんなにたくさんのファンに来ていただいて、本当にありがとうございます」と挨拶。そして“ガラガラ蛇”というK-POPカバーダンスチームで活動していた彼が「元々好きだったK-POPの世界でやってみたいと思い、韓国に渡りました」とデビューの経緯を語る。
ヨングクが初めて覚えた日本語と明かすのは「おいしい」。健太は「ヨングクは宿舎に帰るとき、『クレヨンしんちゃん』を真似ながら『いただきます』と言います」と暴露し、ヨングクは即興で「いただきます」ポーズ。サンギュンも両手をフリフリさせながら初覚えの日本語「大好き~~」を披露してくれた。
その後、メンバーにより接近するために「JBJの何でもランキング」コーナーがスタート。代表者を選び、あるお題について、代表者が何位かを皆で検証する企画だ。
最初のお題は“イケメン度”で、代表者は健太。健太は「僕はもちろん1位。僕以外は全員6位」と話し、他のほとんどのメンバーも「健太=1位」。
サンギュンが「健太は2位。なぜなら僕が1位だから」と話すと、健太は「僕はサンギュンの笑顔が好き」と褒め、彼はダブルピースサインで喜んだ。
二回戦のお題は“面白度”で、代表はサンギュン。自己評価は2位で、彼の選ぶ1位は健太。他のメンバーは「何もしなくても面白い。ずっと見てると面白い」との理由からサンギュンを1位に選び、ドンハンだけが「面白いというより、おかしなお兄さん」と6位に選んだ。
3回戦のお題は“ダンスの上手い度”で、代表はヨングク。彼は踊りながらシンキングし、出した答えは1位。テヒョンは1位より上の0位と最上級の評価だが、健太は「1位は僕で、2位はテヒョンさん。だから3位」と厳し目。最後は自己評価1位のヨングクと健太が己のプライドをかけてダンスでガチンコバトルし、他のメンバーもバトルを繰り広げ、会場を熱くさせた。
続いて行われたコーナーは「ダンス・ダンス・ダンス」。モニターに映るダンス動画を見て、それを再現するという企画だ。
健太は「パーフェクトヒューマン」を一回見ただけで完璧マスター&再現し、ファンも「ナカタ」ならぬ「タカダ」コールを送る。サンギュンは星野源の「恋」で恋ダンス、ドンハンはKARAの「ミスター」のヒップダンスを再現。テヒョンはエグスプロージョンの「本能寺の変」を踊るが、最後はオリジナルのフリースタイルをプラスし“テヒョンの変”に。
ヨングクはAKB48の「ヘビーローテーション」、ヒョンビンはEXILEの「Choo Choo Train」を披露。その後、JBJと柳原の豪華コラボで「Choo Choo Train」を演じれば、ファンは大興奮! さらにアンコールではEd Sheeranの「Shape of You」を踊り、大盛り上がりとなった。
後半は再びのライブ。一人ずつ歌い繋いでいくR&Bタッチの「夢を見たように」、ダンサブルにファンへの愛のメッセージを伝える「今日から」、ベース・サウンドにのせ格好良さを光らせる「Say My Name」を披露し、歌い終えると、メンバーたちは口々に「最高~」と感想をもらした。
そして本編最後には特別に用意した「きれい」を、アンコールでは再び「Fantasy」を披露。熱狂の中、イベントを終えた。
終盤、メンバーはファンへのメッセージをこう伝えた。
ヒョンビン「皆さん、今日はたくさん来て下さって、どうもありがとうございます。これから、もっと頑張って素敵なグループになりますので、皆さんも一緒に頑張っていきましょう」
ヨングク「皆さんとお会いできて、本当にうれしかったです。初めて来て下さった方もいらっしゃいますよね。大勢の皆さんに来ていただいて、お会いできて本当にうれしかったです」
サンギュン「本当に楽しくご一緒していただいて、どうもありがとうございました。『これからもたくさん日本に来たい』と思える良いステージになりました」
テヒョン「僕たちのファンミーティングに来て下さってありがとうございます。僕たちを作って下さったファンの皆さんに本当に感謝しています」
ドンハン「これからも日本にたくさん来たいと思っているので、たくさんの愛をお願いします。JBJはこれからも頑張っていくので、たくさんの愛を送って下さい。宜しくお願いします」
健太「僕たちがここに立っているのは皆さんのおかげです。これからもたくさん日本で活動できるように一所懸命頑張ります。これからも宜しくお願いします」
こんな真摯なコメントでも、ドンハンは手を後ろに組んでステージを歩き、手を振りながらメッセージ。演説調、もしくは、学校の先生調でファンを喜ばせる。また健太はチームを代表し「ずっとずっと応援してくれたら嬉しいです。ずっとファンでいてくれますか? ヨロブン」とも語ってくれた。この日、JBJの日本での活動がスタートした。
(文:きむ・たく)