1957年に第一回が開催されて以来、66年に渡り、韓国の美しさを世界に発信し続けてきた美の祭典、「ミス・コリア」。その日本代表を選ぶ「2022 MISS KOREA 日本代表選抜大会」が9月2日に中野ZERO大ホールで行われた。
イベントは韓国伝統芸能を現代に伝える“ウリバラム”のサムルノリ公演からスタート。
その後、エントリー・ナンバー順に参加者が登場し、熱き想いを伝えていく。では13名のメッセージをご紹介!
1. ファン・スジン
「今夜、ミス・コリア日本代表になり、韓国の魅力を広めていきたいと思います」
2. イ・ヨンヨン
「今夜、皆さまの瞳の中で、星のように輝きたい」と話し、ドレス審査では大胆なスリットの入った真っ赤なドレスで勝負する。
3. パク・マユ
「本日は私の魅力を最大限、アピールしますので、是非、ミス・コリアにして下さい」と、Tシャツ審査ではハートマークをプレゼント!
4. ペ・イナ
「私の名前、イナは『二つの国になる』という意味で、両親が名付けてくれました。この由来のように、グローバル社会の今、その文化の融合を促す、日韓の広報大使になりたいと思っております。本日は精一杯頑張ります」
5. キム・ヒョジョン
「K-POPダンスが特技です。私は女優を目指していまして、日々、お芝居の勉強を頑張っております。今夜、この場で私の魅力を沢山お見せしたいと思っております」と話し、Tシャツ審査では客席に向け、シューティング・ポーズをダブルで演じ、最後は銃口から出る煙をフッと吹いた。
6. キム・ユア
「今夜は私の魅力を皆さまに沢山、お見せできるよう、頑張りたいと思います」と述べ、Tシャツ審査では投げキッス。
8. ビョン・スミン
「今日は私だけの魅力を存分に発揮して、有意義な経験にしていきたいと思っております」と述べ、ドレス審査ではラメたっぷりに勝負。
9. チャン・メアリ
「私は現在、韓国料理のシェフとして活躍しております」と食でも美を追求。
10. ハン・ヘンナ
「ミス・コリアの挑戦は三度目になりますが、私らしく最後まで頑張ります」
11. キム・ジャミン
「私は3年前に日本に来て、韓国語を教えたり、韓国文化を紹介する雑誌を作ったことがあります。これからは言葉だけじゃなくて、韓国の美しさを皆に知らしめるミス・コリアの日本代表になります!」と話し、Tシャツ審査では投げキッスを客席へ。
13. イム・イェジ
名前を漢字で書けば、林藝智。それゆえ「私の名前通り、芸術と知恵を通して、韓国と日本の架け橋になり、韓国を広められるミス・コリアになりたいです」と話し、Tシャツ審査ではホッペ・ハートでニッコリ。
14. ペ・ジウン
「今夜はミス・コリアになり、世界に韓国の美しさを広められる女性になりたいと思います」
15. チェ・ソヒ
「普段はライブ配信でお仕事をさせて頂いております。チャレンジ精神を忘れずにトライ&エラーの気持ちで頑張っていきたいと思います」。職業はライバーとあって、Tシャツ審査時には、カジュアルなハングルース・サインでサマー・リゾートな雰囲気を醸した。
参加者の意気込みだけでも、この日のコンテストがハイレベルな争いになりそうな予感に襲われる。その後、「Mrs Tourism 2020 世界大会」の韓国代表に選ばれた起業家のキム・ソンファがステージに立ち、スペシャル・パフォーマンス!
ドラマ「ファン・ジニ」の挿入歌「貴方を想い」に合わせて世界大会で披露した踊りを舞い、華を添える。
そしてTシャツ審査を挟んで、ゲスト公演が続く。
まずはガールズ・グループのPink Fantasyが映像で応援メッセージを贈り、代表曲「Poison」のPVを上映!
続いて登場した原めぐみは、韓国への渡航歴も豊富な、韓国ラブの女性シンガー。
自作曲の「WORDS OF LOVE~ふたりの愛言葉~」ではフロアがポップに華やぎ、世界的プロデューサー=ヴィクター・ニューマンがアレンジャーとして参加した、ドラマ「GODドクター」(千葉テレビ放送)の主題歌「Let’s Begin~あきらめないで~」で、この日のコンテスタントにエールを送る。
その後、歌手、物まねタレントとして活躍し、毎日キムチを食べるほどにK-FOODラブなKAZZへバトンタッチ。GLAYの「BELOVED」と、TBS「ピラミッドダービー」でヒロミと三田寛子に絶賛された「HOWEVER」を披露すると、そのソックリ具合に会場はびっくり。
さらには300人の物まねレパートリーから厳選した「I LOVE YOU」(尾崎豊)、「あー夏休み」(TUBE)を歌い、最後はジャンプをキメてからの「誘惑」(GLAY)で華麗に締めた。
ガラリ雰囲気を変え、エレガントな魅力をアピールするドレス審査を挟んで、再びのゲスト公演は平均年齢13歳のガールズユニット、Blacheから。
彼女らはBLACKPINK「Lovesick Girls」とLE SSERAFIM「FEARLESS」に合わせてダンスパフォーマンスを演じ、フレッシュな風を届ける。
そして女性オペラ歌手の井口侑奏がステージへ。初の海外旅行先に韓国を選んだという彼女が、サラ・ブライトマンの「Time To Say Goodbye」をカバーすれば、客席はウットリ・モード!
そしてドキドキの審査発表はインフルエンサー賞からで、選ばれたのはキム・ジャミンとチェ・ソヒの二人。
そして3位に該当する“美”はペ・イナがゲットし、最後はファン・スジンとパク・マユが真(1位)、善(2位)を争うことに。
パク・マユが「私が(真に)なります」と断言すると、負けじとファン・スジンも「私がなります。大会が終わったら、日本で韓国の美と文化を広めたいです」と応えた。
その後、真にはファン・スジンが、善にはパク・マユが選ばれ、ファン・スジンは真だけに贈られた赤いガウンをまとい、「こんな素敵な賞をもらって、本当に嬉しいです」と述べた。
真善美の3人は韓国で行われる本選へと向かい、本国の参加者と美を競い合う。そして今後も日本と韓国を結ぶ“美”の架け橋として活躍してくれることだろう。
(文:きむ・たく)
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