2013年、韓国で爆発的にヒットした「キヨミ・ソング」。そのプロデューサーであるDanDiが放つ女性グループ、Saturdayが遂に日本進出! 1月18日(土曜日!)に南青山 Future SEVENで「2020 SATURDAY 1ST TOKYO LIVE」を開催した。その1部公演の模様をレポート!
パフォーマンス、歌、MCと、全てに全力投球のSaturday。ハヌル、ジュヨン、ユキ、アヨン、ミンソの5人が演じるイベントは“一生懸命”さが輝き、詰めかけたファンを感動させた。
イベントは2ndシングルの「WiFi」からスタート。特徴とも呼べる、弾けるようなフレッシュネスをステージ一杯に表現し、続くデビュー曲「MMook JJi BBa」では、キヨミ全開でファンのハートをノックする。
“らしさ”を込めた2曲を名刺代わりに披露した後は、「末っ子のミンソ」「ほっぺたがムチムチのユキ」「一番可愛いアヨン」「ラッパーのハヌル」「クールな魅力のジュヨン」と自己紹介。そして初ステージへの想いをこう明かしていった。
「お待たせしました~。私はずっと(この日を)待ってました~。何カ月もかけて、死ぬ気で準備しましたので、失敗とかあるかもしれませんが、可愛く見て下されば、嬉しいです~」(ジュヨン)
「日本でのライブは初めてなので、すご~くドキドキしてます~。最高のステージを見せれるように頑張ります~」(ミンソ)
「誰も来なかったら、どうしようと思ったけど、こんなに来て下さって本当に嬉しいです」(ユキ)
「今日はいい思い出作れるように頑張りますので、宜しく御願いします~」(ハヌル)
MCは全て流暢な日本語で、丸暗記感はなし。日本語をマスターしてこの日に臨んだ5人の熱意がひしと伝わる。
そんな決意表明の後はK-POPの先輩たちの曲をカバーでファンを楽しませた。
カバー曲を3連発した後には、「緊張しすぎで頭の中が真っ白です」(ハヌル)、「日本語もたくさん勉強したんですよ!」(ミンソ)、「日本のサンデー(Saturdayのファン)に会うために頑張りました~」(ジュヨン)と話し、最後は全員で「頑張りました~」とサムズアップ。一人がコメントすれば、全員でリスポンスし、トーク時でも誰一人休むことなく、互いをカバー。5人が一丸となってステージを作り、好感度も文句なしだ!
お楽しみのゲームコーナーでは、“早口言葉”ゲームを。ゲームに負けたら、可愛い動画をアップする罰ゲームがあると知らされると、最初は「無理」と言っていた5人だが、最後はにっこりと快諾。コミカルなやり取りでファンの笑顔を誘った後は、いよいよ本番がスタートする。
「神アニメ」というお題を、ミンソ→ジュヨン→アヨン→ユキ→ハヌルの順番でリレーしていくメンバーたち。順調にクリアーしていく中、意外にも、活舌抜群のラッパー、ハヌルが苦戦という事態に。ファンの判定でハヌルに黒星がつくと、彼女は「何、それ!」とビックリするのだが、そんな驚き方にも日本語をネイティブ並みにマスターしようという固い意思が見て取れた。
ゲームでひと息ついた後は再びカバー曲のコーナーへ。キリリとして表情を見せれば、“カリスマSaturday”へと変身だ! 「もっとファンに近付きたい」と言う願いを込めたパフォーマンスも迫力満点。5人はキュート&クールにファンを攻めていく。
自己紹介VTRを挟み、ピンクを基調とする衣装にチェンジした後は、再びキュートに見せていく番。「キヨミ・ソング」をプロデュースしたDanDiが愛弟子Saturdayのために、そして、Saturdayを応援するファンのために作った「キヨミ・ソング(Saturday)」を披露すれば、この日最高の可愛らしさが満開となり、会場はピンク色に染まる。
2013年から数年間、来日する多くのK-POPアイドルが「キヨミ・ソング」を歌ったが、Saturdayの「キヨミ・ソング」こそがホンモノ‼ そう感じた瞬間だった。さらに「What is Love?」(TWICE)、「NoNoNo」(Apink)で沸かせ、本編最後はファンへのウィンター・ギフト・ソング「In Your Eyes」を。メンバーは手を振りながらテンダーに歌い、途中、ミンソとジュヨンが二人で合体のハートマーク。ユキとアヨンも合体ハートを見せ、最後は「また会いましょう」と挨拶しラブリーに幕を閉じた。
再びステージに登場した5人はファンにこう挨拶し、感謝の想いを伝えた。
「忘れられない一日でした。ありがとうございます」(ハヌル)
「未熟なところも多かったと思います。皆さんが応援してくれたおかげで、最後まで楽しくできました」(アヨン)
「これからも頑張りますので、最後まで応援御願い致します」(ミンソ)
「沢山話せて良かった! 私は本当に幸せです」(ジュヨン)
「心配もして沢山緊張もしましたけど、無事に終わって、本当に嬉しいです。ありがとうございます」(ユキ)
そして最後は最新ヒット曲「BByong」でアンコール。
オリジナル曲を満載しつつ、これ以上ないってくらいに可愛らしい「キヨミ・ソング」でキュートさを爆発させた1stライブは楽しさいっぱい。しかも、一生懸命さがダイレクトに伝わり、頑張る5人を最後まで応援したくなった。
イベント終了後インタビュー