ハッキョカジャ 総額15万円「奨学金」争奪ジャンケン大会で韓国人留学生を支援


6月16日(土)、歌舞伎町の韓国料理店「ハッキョカジャ(学校へ行こう)新宿本校」にて「第1回ハッキョカジャ杯じゃんけん奨学金争奪戦」が開催された。

この大会は、韓国人留学生支援を目的にハッキョカジャが企画したもので、参加資格は韓国人留学生であること。
総額15万円の「奨学金」獲得をかけてのトーナメント式カイバイボ(じゃんけん)に参加するため、応募者はそれぞれ奨学金を必要とする「理由書」を提出。審査により選ばれた女性2名を含む18名がこの日集まった。

まずパク・ジョンホ校長からあいさつとルール説明。

続いてトーナメント対戦相手を決めるための抽選が行われ、やや緊張した面持ちの参加者たちが順にくじを引いた。

そしていよいよ大会スタート、1回戦はシンプルなカイバイボで次々と決着が。2名の女性参加者はあえなく1回戦にて敗退した。

続く2回戦は、対戦者同士が背中合わせとなっての対決。お互い相手の動きが見えずより緊張感の増す対決に会場も大いに盛り上がった。

3本先取の準決勝、決勝では一進一退の攻防。シンプルなルールからこその駆け引きに見ごたえのある対決が展開された。

見事この日優勝し10万円を獲得したのは、早稲田大学の大学院生パク・ドンヒさん。「ラッキーでした。賞金で沖縄に行きたいです!」と喜びを語った。

また準優勝者には3万円、準決勝進出者にはそれぞれ1万円が贈られたほか、参加者全員にハッキョカジャ20%割引券や協賛品のサムギョプサル用豚肉、ラーメンはじめ盛りだくさんのお土産がプレゼントされた。

イベントを振り返り主催者のパク校長は「もし自分が留学生に戻ったらぜひ参加したいと思えるイベントを開催したかった。今回は初めてなので簡単にカイバイボでしたが、今後も留学生が楽しめるイベントをいろいろ企画していきたい」と話した。