星のように輝くアイドル、Stellarが初来日!特盛りのファン・サービスと官能美のギャップで魅了

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デビュー5年目にして、今や押しも押されぬスターの座へ。8月27日、女性4人組アイドルグループ、Stellarがファン待望の初来日を果たし、サンパール荒川・小ホールで「Stellar Showcase 2016 IN TOKYO」(昼夜二公演)を行った。早速、昼公演の模様をレポート!

 

セクシー過ぎる女神たちが遂に降臨

会場はホールというよりはバンケットルーム風の作りで、オールスタンディング。ステージは近く、Stellarとの密な距離感がアットホームな雰囲気を生む。

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5年という長いキャリアを持つ彼女らだが、デビュー当初は自分たちのコンセプト作りの苦労していた。とりわけ、デビュー曲「Rocket Girl」は本人たちも笑って振り返るほどの黒歴史。この日のオープニングにはそうした低迷期を過去のものとし、Stellarの名を世にしらしめた「マリオネット」をセレクト。

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イントロにあたる「T.I.E」から「マリオネット」へと流れるように演じ、トリッキーな手の動きを含め、あまりにセクシーなパフォーマンスは「はじめまして」のご挨拶代わり。セクシー・アイドルとしての貌を強烈に印象付け、ショーケースの幕が開けた。

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「日本に来て、本当に嬉しいです(にっこり)」(ヒョウン)
「お会いできて、嬉しいです(サランヘ・サイン付き)。今日、こんなにたくさんの方が来て下さって、本当にありがとうございます。今回、日本で初めてショーケースを行うんですが、こんなにたくさんの方が来て下さるとは思っていませんでした。本当に驚きました」(ガヨン)
「日本にいらっしゃるTwinkle(Stellarのファン)の皆さんと直にお会いできて、ワクワクしています」(ミンヒ)
「今日を皮切りに、今後、どんどん日本でも活動できたらいいなと思います」(チョンユル)

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そんな挨拶の後は、素の彼女らに迫るクエスチョンタイム!「好きな日本語」を聞かれたメンバーは、「大好き、天使」(ヒョウン)、「愛している、可愛い」(ミンヒ)、「(自分を指して)女神」(チョンユル)、「(おなか)ペコペコ」(ガヨン)と答え、愛嬌を聞かれたミンヒは流行中の愛嬌ポーズ「シャー、シャー、シャー」を生披露。ファンをステージに上げてポラロイド写真の撮影をした際にはヒョウンが「幸せです」とファン泣かせのコメントで会場を喜ばせる。

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そしてファンとの触れ合いを楽しんだ後は、またもセクシーなステージングが光る「Mask」「VIBRATO」の二連発でファンの目を釘付けに。その美しさは官能的ですらあった。

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詳細プロフィールで、4人の素顔に迫れ!

初来日ということから、4人は詳細なプロフィール表を用意し、ステージ上からファンにレクチャー! そこから露わになった4人の素顔とは?

ミンヒ

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“Stellarの妖精”で、チャームポイントは目の下にある黒子。目下のコンプレックスは、色を変え過ぎて、傷んだ髪の毛だ。歌手としての自己評価(以下、括弧内は自己評価のレベル)はボーカル(中)、ラップ(下)、リーダーシップ(中)。ドラエモンの物真似が得意だが、自己評価は(下)とあって、その実演に客席の反応も薄い。「旅行中は幸せを感じる」と話し、今回の来日も幸せいっぱい。初恋の思い出は「パス」とファンを想って明かさず。食べ歩きと映画鑑賞が趣味で、日本の俳優では山下智久がフェイバリット。特技は韓国伝統舞踊やバレエだ。

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また、赤い服を着ると、衣装トラブル見舞われるんだとか。この日もレッドワイン色の衣装だったが、ファンの声援でトラブルの芽を吹き飛ばす。苦手なものは、卵、水泳、虫、卵のお化け、そして嘘、と真っ正直に生きる。

ガヨン

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キャッチフレーズは“可愛いガヨン”。頬っぺたのお肉がコンプレックスで、一重瞼とぷっくりした唇がチャームポイントだ。ボーカル、ラップ、リーダーシップはすべて(中)で、個人技は(下)。披露してくれたのは、車の通り過ぎる音、携帯電話のバイブ音の音真似、スカイダンサー(広告用のクネクネ人形)の真似と、確かに地味目のセレクトだった。「大変な時期が多かったけど、早く忘れようとしている。(冒頭に述べた)『Rocket Girl』も覚えてない」と笑いながら当時のダンスを披露するあたり、そのマインドは超ポジティブか。日本の映画では『恋空』が好きで、何度もリピ。他にも、砂漠のキツネや、リラックスできる音楽などを好む。

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二人の自己紹介を終えた後は、ヒョウンとチョンユルが「雪の華」を熱唱し、ボーカリストとしての真価を見せつける。そしてミンヒとガヨンがセーラームーンに扮してアニメソングをメドレーで演じた後は、再び、プロフィールタイムヘ!

雪の華熱唱

セーラームーン

チョンユル

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Stellarの末っ子は、ファンの応援とネット上での書き込みがエネルギー源。ステージにいる時、最も幸せを感じる。元々ダンスを担当していたこともあり、ボーカル、ラップは共に(中)、末っ子ゆえ、リーダーシップは(下)だ。ダンスはアクティブだが、その性格は物静か? 趣味は音楽鑑賞と独り言で、草木や花と会話をして独りの時間を楽しむ。写真は撮るのも、撮られるのも大好きで、家族や仕事も好き。「戦争は嫌い。皆仲良く過ごしてほしい」と平和を愛するピース・ガールだ。

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「見れば見るほど魅力がある」と語るほどに味がある女性で、座右の銘は「お月さまが見ている」。「何事も誰かが見ているので、恥ずかしい行いは止めよう」と、襟を正す。

ヒョウン

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その輝きは太陽のよう。ボーカルは(上)、ラップは(下)、リーダーシップは(中)と話すスマイリーなメインボーカルだ。悩みは足がむくみやすいことで、欠かせないのは“休足時間”。リラックスするときも、足を上げて血流を良くし、“休足時間”を買うことは趣味レベルになっている。個人技は(下)と評価するだけあって、披露してくれた「アナと雪の女王」のオラフの物真似は反応薄。散歩を愛するが、生クリームは苦手。「今を楽しんで、常に感謝しよう」が座右の銘で、愛嬌がトレードマークだ。

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こうしてレクチャーを終えた4人はセクシーだけでなく、ポップで溌剌とした顔も見せ、本編ラストは「勇敢なる兄弟」プロデュースの最新ヒット曲にして王道ポップチューンの「CRY」で幕締め。アンコールでは「踊るポンポコリン」も演じ、ファンをとことん楽しませた。

アンコールでファンにアメをプレゼントするメンバー

アンコールでファンにアメをプレゼントするメンバー

日本初のショーケースとなったこの日は代表曲を詰め込んで、ファンを想うファン・ミーティングの要素もたっぷり。私物プレゼントやファンとの触れ合い、そしてファンと演者が一緒になって楽しむゲームコーナーもあって、感涙ものだった。特に、手押し相撲のコーナーは見ている側も緊張するほどに、ファンとアーティストの距離感がギリギリ&ドキドキ。今後、日本でもどんどんメジャーになっていくと思われるが、この距離感だけはキープしてほしい、そう思いたくなる、温かさいっぱいの1時間45分だった。

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(文:きむ・たく)

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