新大久保のK-STAGE-O！、SHOWBOXを会場としてミュージカル「ALWAYS BE HAPPY ～気づけば人生・・いつだって幸せさ～」が公演中だ。
「ALWAYS BE HAPPY」は韓国大学路(テハンノ)でもロングラン中の人気ミュージカル。テヤンに片思いをするドゥナ、その恋を手助けするジェニーとマンシクの3人が、オーディション大会『声帯を開けろ』に挑戦するストーリーだ。
「ALWAYS BE HAPPY」の魅力の1つは、ストーリーもさることながら韓国でも類を見ない「コンサートミュージカル」としての自由なスタイル。アーティストがMCをするように観客と会話をし、「動画・写真撮影どんどんしてください！」との前説通り、進行中でも気まぐれにポーズを取るのだから型破りだ。
セリフはほぼ韓国語。背景に字幕が投影されているが、アドリブも多く全てが通訳されているわけではない。それでも日本語を交えた俳優たちのコミカルな演技で自然と文脈が頭に入り、会場には爆笑が絶えない。
そして「ALWAYS BE HAPPY」の最大の特徴とも言える「コンサート」シーンでは、会場はオールスタンディング。観客も手をたたき、飛び跳ねながら熱狂していた。その他ステージと客席とが一体となるしかけが多々用意されているが、それらはぜひ会場で体感してほしい。
俳優インタビュー
左から ジョン・ウィチョル(マンシク役)/キム・ダレ(ジェニー役)/キム・ミンジ(ドゥナ役)/カク・ウム(テヤン役)
- 「日本人にぜひ観てほしい！」というこのミュージカルのポイントは？
-
マンシク：
観客と舞台に壁が無いのが特徴ですね。「俳優は歌い、観客は観る」だけではなく、一緒に楽しみましょう！ジェニー：
帰り際に「楽しい“コンサート”だった」と言っていただけるのが本当にうれしいです。ドゥナ：
会場の制約などあるので今回は難しいですが、韓国では飲食もOKなので、公演中に出前を頼む人もいるんですよ(笑) - はじめて日本で公演してみてどのような印象でしたか？
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ジェニー：
はじめはとても緊張しましたね。ただ逆に客席からいつもパワーをもらって本当に感謝しています。テヤン：
アドリブも一緒に楽しみながら毎回いろんな公演ができているので、もっとたくさんの方に観ていただけたらうれしいです。マンシク：
笑いのポイントなどでは文化の違いを感じるところもあるので、本来の面白みを失わずに、日本のみなさんに楽しんでいただけるようもっともっと努力します。
キムインソン演出・監督インタビュー
- 「コンサートミュージカル」を発想したきっかけは？
- もともとはSG Wannabeやgodなどのコンサート演出をしていました。一般的なミュージカルでは客席と舞台の距離が遠いのですが、コンサートの経験を活かし、会場が一体となるような舞台を作りたかったのです。
- 本当に楽しいミュージカルでした。監督が一番大事にしたいコンセプトは？
- 「幸福」です。それも、すごく大きなものでなくていいのです。日常の、身近にある「幸福」をこのミュージカルから感じていただけたらうれしいです。
今後の公演は下記日程で予定されている。詳細はイベントカレンダー » [K-STAGE-O!/SHOWBOX]ミュージカル「ALWAYS BE HAPPY ～気づけば人生・・いつだって幸せさ～」へ。
4月14日(日) K-STAGE-O! 15:00 / 19:00
4月15日(月) ─
4月16日(火) SHOWBOX 12:00
4月17日(水) SHOWBOX 12:00
4月18日(木) SHOWBOX 12:00
4月19日(金) SHOWBOX 12:00
4月20日(土) ─
4月21日(日) ─
4月22日(月) SHOWBOX 14:30 / 19:00
