サバイバルオーディション番組を通じて誕生し、現在、公演型アイドルグループとして活動する“少年24”。彼らが初来日を果たし、12月3日、恵比寿ガーデンプレイス ザ・ガーデンホールで「少年24 JAPAN OFFICIAL FANCLUB EVENT~1st H:Our Party~」を開催した。そして、ファンとの交流を楽しんだ後は、トレンディエンジェル齋藤司を交えてマスコミ向けに「少年24初来日記念発表会」を開催。斎藤さんとの爆笑トークで、バラエティセンスを発揮した。
“少年24”は28人のメンバー、ホワイト、イエロー、スカイ、グリーンという4つのユニットからなる巨大プロジェクト。ソウル・明洞の専用劇場「BOYS24 Hall」でライブを開催し、ここからさらに選抜されたメンバーが本格的メジャーデビューを目指す。今回はホワイトとイエローの計14人が来日した。
共に励まし合いながら決して諦めることなく、未来へと駆け抜けていく“少年24”。イベントは11月に正規リリースしたばかりの新曲「E」をイエローとホワイトが合同で、名刺代わりに歌ってスタート。
続く自己紹介では、ロウン:リーダー、ジンソク:前向きな少年、ソンファン:最強童顔、ホンイン:踊る妖精、ジェミン:可愛い担当、チャンミン:迫力ある末っ子、ヨンテ:オンリーワン・ボイス( 以上、イエロー)。ドハ:リーダー、ジェヒョン:神秘的な少年、ジンソプ:ツンデレ少年、インホ:絶対的なトップワン、ソンヒョン:末っ子、ヘジュン:スマイル・プリンス、ヨンドゥ:トレンドのアイコン(以上、ホワイト)と、キャッチフレーズを交えてアピールしていく。
そしてロウンはファンクラブ名のH:Ourについて「24Hourの時間、Our(私たちの)という二つをかけて、皆さんと一緒に時間を共有したいという意味です」と説明。メンバーそれぞれが緊張と日本のファンの前に立てる嬉しさを隠さなかった。
オーディションはまだ続き、切磋琢磨する関係にあるユニット、メンバーたちだが、イエローのメンバーは「他のユニットのメンバーには悩みも相談できますよね。精神的な支えになってくれます。ホワイトはいい意味でライバルだし、僕らにユニットの意味はありません。28人は家族です」とキッパリ。結束力の高さを伺わせた。
その後、ユニットに分かれたパフォーマンスの後は、イエローがストリート系ファッション、ホワイトが王子様系白のスーツに身を包んでトークコーナーへ。
好きな女性のタイプなど本音トークで盛り上がった後は、ホワイトが「STAR LIGHT」という曲をスペシャルな日本語バージョンで披露し、ドハ、ヨンド、ヨンテ、ソンファンの選抜メンバーが桑田佳祐の「白い恋人達」を熱唱カバー。その後は再び、イエローとホワイトが合体し、熱いライブを繰り広げていった。
「少年24初来日記念発表会」と囲み取材では“少年24”と齋藤さんがダンスバトル&ダンスコラボを演じ、斎藤さんがメンバーの魅力を引き出す。そして絶好調のトークで“少年24”をベタ褒め。そんな齋藤さんのトークを美味しいところを抜粋してご紹介! そのコメントから少年たちの魅力が浮かび上がってくる!
先日、流行語大賞を逃した齋藤さんだぞ! 僕は自分自身がK-POPと言っても過言ではないくらい(K-POPが好き)。といっても、髪型ポップというそっちのK-POPですが(笑)。
“少年24”はあまり詳しくは知らないですけど、名前はもちろん(知っています)。ずっと“少年24”って言ってましたから。制作費は、ウワワワワ、24億円? (僕の収入も)もうちょい頑張れば行けそうですね、24億ペソですけど。吉本はペソでもらうんで。でも、力の入りようがすごいですね。5500人の応募者の中から選ばれたんですか? え~~~~~~? マジですか。ちょっと僕、そのオーディションの話、聞いてないですね。私が行ってたら、5501人になって、一人落ちてたかもしれないですね。
僕が入って25になったら、“少年24”プラス“中年1”で、すみません。メンバーは、いや~、皆フレッシュ。挨拶する姿も、いや~、可愛い。健気ですよ。
(“少年24”名義で初めて発表した)「RISING STAR」ももちろん知ってます。僕めちゃくちゃ踊りましたから。僕もダンスやってるんですよ。(だから“少年24”に)負けないと思います。(メンバーに向かって)みんな、信用してないよね。みんな、いくつ? 若いですね。余裕です。37歳のダンスを見せてあげます。俺が先にやるんで、その後、君らのダンス、見せてよ。(斎藤さんの音楽的感性を誉め、一緒にコラボしたいというメンバーの発言を受けて、スタッフに)今夜、高級焼き肉店を予約して下さい。じゃ、本気出しちゃおうかな(と言って両者がダンスバトルからのダンスコラボ)。
(一緒にダンスを踊って)正直、怖かったです。完璧にコピーはしなかったんで、でも、彼らが笑ってくれて、すごくホッとしてます。聞いていただいたかと思うんですが、私のトークが彼らにウケる、ウケる。(韓国進出への)手応えを感じましたね。韓国語さえ喋れれば、僕の感性は通じるんだなって。これは大きい収穫ですね。
(「本当にイケそう」と話すメンバーのコメントを受け)結構軽めだね。(「斎藤さんを知っていた」というメンバーに対し)あ、そう! 斎藤さんが今年、本当に人気だったって知ってた? (斎藤さんがあまりに愉快というメンバーに)ずっと笑ってたもんね。今度、劇場でスベってるときに来て。助かるよ。
K-POP本当に好きですよ。BIGBANGから入って、勉強中という感じです。“少年24”も知ってましたよ。正直、深くは知らなかったけど、今日会って、さらに魅力的な彼らだなって。何より笑ってくれるから。(「韓国で通用しますか?」という質問に)するでしょ! しつこいな(笑)。通用しますよ。(ウケるロウンを見て)ほら、完全にハマってるでしょ。これが韓国の人の総意ですよ! (「斎藤さんが韓国に来れば、5本の指に入ると思います」というコメントに)本当に? そんなにすごい? 待ってて、日本が冷たくなったら行くから。
最近というか一年総じて、ピンの仕事が多いですね。たかしは今頃メイドカフェに行ってるんじゃないですかね。ダンスはやっぱ元々ジャニーズになりたかったという思いがあるんで。(ダンスのキレを誉めるコメントに)もはや、お笑い芸人ではないですからね。今日もネタをやってきましたけど、ややウケでしたし。こっち(“少年24”のイベント)の方がウケましたよ。今後はダンスもやっていきたいし、韓国語もやりたいし。喋れるのはまだ単語レベルで、カムサムニダとか、あとテモリ(韓国語で禿)とか。テモリ、禿って言うだけで爆笑ですから、しばらく(このネタで)やっていけそうだな。
今年を漢字一文字で表わすとしたら、やっぱ“禿”ですかね。それか瞬間の“瞬”ですね。少年24の魅力を改めて言うなら、可愛いんですよね。片言の日本語の感じもそうだし。日本のこと、そんな知らないと思うんで、僕も青田買いさせていただいて、早めに彼らに取り入って、コンサートやる時は普通にコラボして出ようかなって。日本で絶対活躍できますよ。
結婚の方は保留中です。この一年、ほんとバタバタだったんで、また落ち着いたら、何かしらできるかなと思いますけど、今年はないですね。韓国の女性もすごく好きですよ。少女時代とかすごく好きだし、カラオケで少女時代を踊る女子を見るのがすごく好きなんです。すごくかわいく見えます。彼女は少女時代踊らないですね。ビジュアル系が好きなんで(笑)。
(文:きむ・たく)
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