新大久保エリア無料循環シャトルバス「K-Shuttle」運行開始

新大久保地域の活性化と日韓交流の象徴に。

そんな願いから、新宿韓国商人連合会が主管となり、在外同胞財団支援のもと無料循環シャトルバス「K-shuttle(ケーシャトル)」が実現。9月16日(水) K-SQUAREにて試乗会が開催された。

新宿韓国商人連合会は2014年に発足。
第1の事業として新大久保コリアンタウンでのシャトルバス運行を計画し、2015年2月、韓国大使館を通じ在外同胞財団へ運営企画書を提出した。
同財団から7万ドルの支援が決定すると、5月にバス車両を姫路から購入。日韓を表す青と赤、またアジアはじめ世界につながるイメージの黄色を加え、新大久保で世界の国々が交わるようデザインした。

「かつて500店あった店舗も、最近では400店舗ほどとなっています。K-shuttleの『K』はKoreaだけでなく、希望の『K』でもあります。ナンバープレートも『25-25(ニコニコ)』なので、日韓交流の象徴となるよう祈っています」と新宿韓国商人連合会 呉永錫会長。

試乗会に列席した東京日韓親善協会連合会 保坂三蔵会長は、「新大久保が、世界一のコリアンタウンとして世界に発信していくことを楽しみにしています。かつてのワールドカップのように、世界中の方々に新大久保を楽しんでいただきたい。このシャトルバスが、大きな親善の一歩となりますことを願っています」とエールを送った。

K-shuttleは当初、金・土日・祝日の運行から開始。観光客に地域住民も無料で利用できる。その後は毎日運行と、地域行事への運行提供も予定している。
車内にはDVDモニターも設置されており、新大久保を訪れるK-POPアイドルを出迎えるなど、文化交流にも活用する計画。

試乗会の祝典では伝統芸能 珍道(チンド)ブクチュムとサムルノリ実演ほか、新大久保で活躍する韓国人アーティスト、5tion2にREBROメンバーも参加。祝賀ライブで花を添えた。

ブクチュム

5tion2

REBRO

運行ルート・停留所・時刻表

※金土日・祝日運行