CRAYON POP日本デビュー発表!Chromeコンサート日本初開催

愛すべき彼女たちが帰ってきた、一風変わったファミリーを引き連れて。

レディーガガ全米ツアーのオープニングアクトを務めるなど、昨年11月お台場Zepp DiverCityでのイベント以降も世界各国でめざましい進撃を続けるCRAYON POP(クレヨンポップ)が、同じChromeエンターテインメント所属アーティストたちと久しぶりの来日を果たした。

昨年のイベントでは弟分K-MUCH(ケーマッチ/가물치)を紹介したが、今回は「おかっぱ」スタイルがかわいいBob Girls(ボブガールズ/단발머리)に、2人組ボーカルユニットZan Zan(ジャンジャン/짠짠)を加えた4組によるChromeファミリーコンサート。1部・2部合わせて2,000名のファンが詰めかけた。

待ってました!CRAYON POP日本デビュー

ファンミーティング形式で行われた1部。抽選で選ばれステージに上がったファンによる突然のモノマネコンテスト開催など、度肝を抜く進行の中でトリに登場したCRAYON POP。

しかし本当のサプライズはその後にあった。なんとメンバーたちから来春ついにポニーキャニオンからの日本デビュー、また11月19日(水)にはその日本本格始動を記念したミニアルバム発売が発表されたのだ。
アルバムタイトルは未定。未発表曲ふくめ8曲収録CDにDVDも付いた日本限定スペシャル版になるとのこと。初回生産分特典には「イベント参加券」が封入されるとの情報もあり、今後日本での精力的な活動が期待される。

イチゴミルクの2人に直撃

さてCRAYON POPの展開という点では、どうしても聞かねばならないことがある。
今回の公演に先立って発表されたチョアとウェイによる双子ユニット「STRAWBERRY Milk(イチゴミルク/딸기우유)」の予告ビジュアルだ。

以前にはやや強引な抜き打ち心理テストまでして、本音レベルで2人のキャラクターの違いを理解したつもりでいたが、今回のビジュアルでは正直どちらがどちらか全くわからない……。かくなる上はと、2人に直撃して話しを聞いた。

Q. これまでの活動では、髪型など2人の雰囲気が違っていて区別できたのですが、今回のビジュアルでは全く同じで見分けるのが難しくなりました……どうやって見分けるとよいでしょうか。

チョア「やはりたくさんの関心を持って、2人をずっと見ていただくとわかると思います。特別に大きな違いを置いていないので、“感じて”わかっていただくために、私たちに大きな関心を持っていただかないと(笑)」

ウェイ「二人が本当に同じように見えるビジュアルも、イチゴミルクの特徴で面白さでもあります」

なるほど。やはり同じビジュアルの2人組というコンセプトだからこそ、その違いを感じ取れるよう、ますます関心を持たねばと気が引き締まる。

2部でユニット曲を歌ったチョア(右)とウェイ(左)

キラリと光るChromeファミリー

今回のコンサートでの収穫は、もちろんCRAYON POPだけではない。
むしろ他3組それぞれの、個性際立つアピールポイントがしっかり届いたステージでもあった。

まずはK-MUCH。特殊部隊をイメージした衣装でハードなイメージもありながら、今回MCも務めた日本語堪能なマンネ(末っ子)のアトやボーナスのように、独特の愛されキャラもしっかりいてバランスの良さを感じた。

日本語で見事にMCを務めたアト

そしてCRAYON POPに続くガールズグループとして期待されるBob Girls。こちらは緊張どころかデビュー曲“No Way”を伸び伸びとパフォーマンスしたほか、2部ではダンビとダヘが堂々たるソロステージも披露。
ファミリー勢揃いの場面でも終始愛嬌をふりまき、存在感と個々のキャラクターを印象づけた。

そして今回特に会場を盛り上げたのがZan Zanだ。
「泣いてるのは君のせいじゃない 닭발(鶏の足)が辛いからだ」と素直になれない男心を綴った“닭발”など、コミカルな風貌からは意外な高音域を得意とした確かな歌唱力でバラードを歌い上げた。

特に2部で披露したX JAPANの“Endless Rain”では会場を圧倒、割れんばかりの歓声が上がった。

こうしてふりかえった「2014 First Chrome Family in Japan Concert」。CRAYON POPからはうれしいニュースあり、また出演した4組すべてが個性を十分に発揮、実にChromeエンターテインメントらしいファミリーコンサートだった。

フォトブック

141004 First Chrome Family in Japan Concert