ムスタッシュがトレードマークの4人組が遂に日本本格上陸 ショーアップされたステージとズバ抜けた歌唱力が魅力のMAMAMOO

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実力、エンターテインメント性、共に韓国トップレベルの女性4人組、MAMAMOO。過去、合同イベントでは来日済の彼女らが5月6日、初の単独来日公演「MAMAMOO JAPAN 1st STAGING」(会場:赤坂BLITZ)で開催した。では大興奮の第1部の模様をレポート!

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レース地の白のフェミニンな衣装に身を包んだメンバーたち。オープニングには、MAMAMOOの本格デビュー曲「Mr.E me mo ho」をチョイスし、ファンキー&レトロなサウンドにのせ、初っ端から圧倒的な歌唱力で魅せていく。そしてファサがクールなラップでエッジをプラスする「Baton touch」では、ソラが「皆さん、楽しいですか~?」と切り出し、ダンスレッスン。左右にステップし、最後はMAMAMOOのトレードマーク、ムスタッシュ・ポーズで締めるというダンスを実演でレクシャーすれば、ファンの体も自然に横に揺れ、会場はダンスで一つになった。

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MCタイムでもメンバーは歌唱力で勝負し、まずはフィンガースナップでとったリズムにのせてアカペラでチーム紹介。司会者が「遂に日本で初の単独ステージですね! 日本のファンは待ってましたよ」と振ると、ソラが「私たちもお待ちしていました」と話し、ファーストコンタクトはキュートかつ丁寧。デビュー3年目にしてK-POP界のトップに君臨するが、フィインは「そうは全然思っていません」と奢ることのない姿勢を見せ、好感度も高い。韓国でのファンクラブは10万人を超えるMAMAMOO。日本でもファンクラブの結成が期待され、ファサは「「私たちもそうしたいという気持ちをたくさん持っています。事務所の代表と相談したいと思います!」と話した。

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続いた「メンバーの魅力に迫る暴露ネタ連発」コーナーでは、メンバー同士が素のメンバーについて話し、ファンはよりMAMAMOOへの親近感を抱くことに!

面白くて明るく、メンバーを支えてくれる。決断力があって、声が大きくて、たまに驚くことも……。そう評されたソラは「“面白い”は合ってるけど、他は合ってない」と反論。ムンビョルは「ソラ姉さんは本当は面白くないけど、一緒にいる時間が長いこともあって、ツボにはまってきたんです。だから面白がってるのは、私だけみたい」とコメントした。

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ムンビョルのテーマは“理想のタイプ”。他のメンバーは、「男らしい強い男性」「昼はムンビョルを立てて、夜はリードしてくれる人」「年下の面倒を見る、学校の先輩のようなお兄風の男性」とコメントし、男性ファンのハートをくすぐる。

セルカが上手いと言われるフィインについては皆で、「ポーズが毎回違う」「フィルターを効果的に使って、雰囲気を変える」「横のラインを上手に見せる」と、その秘密を分析。ファサのテーマはダンス。他のメンバーは「首をよく使う」「変わった動きが多い」「下半身だけをよく動かす」「アイデアが豊富」と話し、ファサの特徴について解説した。

トークの後は再びライブへ。ピアノの当てぶりも楽しい「Piano man」はファサが話題の上ったばかりの首フリ・ダンスを見せ、艶のあるステージングを披露。

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サンドアートをバックにした「I miss you」はソラが圧倒的な歌唱力でリードする。

じっくりとした歌で魅せた後はゲームコーナーがスタート。まずは、自分たちの曲名を聞いて、ポイントになるダンスを“せ~~の”で演じ、見事一致すれば合格という“以心伝心ゲーム”でメンバーの気持ちの通じ方をチェック。が、完璧に一致したのは「Piano man」のピアノの当てぶりダンスのみで、「You’re the best」は辛うじてOK。6問中2問正解とまさかの苦戦にメンバーもびっくり。

続くゲームは、あるものを題材に、メンバー3人が5秒ずつ一枚の紙に書き、残る一人がそれが何かを当てるという「テレパシー・ゲーム」。お題は「うさぎ」「ジェットコースター」「スカイダイビング」「MAMAMOOのライブ」だが、答えるのは中々ハードで難易度高し。でも、ムンビョルを筆頭に全員、絵心があり、何とかクリアー! 無事、賞品(焼肉食べ放題)をゲットすると、最後はファサが「(今日の経験は)スペクタクルですが、本当に面白かったです。ファンの皆さんと心を通わせている感じがしました。でもやっぱり歌を歌っている時が一番いいですね!」と話し、再びライブの時間へ移る。

「Love lane」に続いたファンキー・チューン「NEW YORK」ではムンビョルが指ハートをキメてからのラップをクールにキメ、ブライトな「Woohoo」ではフィインが伸びる歌声を爆発させる。

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4MCで格好よく攻めていく「Taller than you」はソラの「私たちがもっと熱くさせます!」という煽りからスタート。中盤でもファサが「皆、スクリーム」、ソラが「皆さん、もっと盛り上がりましょう」とシャウトし、サウンドがトラップに転調すると、フロアも大歓声に包まれる。そしてファンへのサンクスソング「I love too」では、ファサがラップとボーカルを表情豊かに使い分けて魅了。本編ラストには最新ミニアルバムのタイトル曲「Decalcomanic」をチョイスし、ドアのノック音で締めるラストまでエンターテイメント性の高いステージでグイグイ引っ張っていった。

アンコールは「Youo’re the best」はスタートし、エンディングには積極的な女心をポップに歌う「Um oh ah yeh」をチョイス。ファサはオープニングに「Everybody, Let’s Go」と叫び、曲中には「愛してる~」の台詞も挿入し、凄みと艶の両面で魅せる。そして「oh yes」コールで一つになった場内に向け、ムンビョルが「Make some noise」と煽れば、フロアはさらにヒートアップ。トップアーティストの貫禄を見せつけて、フィナーレを迎えた。

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終盤、メンバーはファンに向け、こうメッセージを語った。
ソラ「これからもまた(私たちを) 見てね!」
フィイン「日本のファンの皆さんになかなか会えないので、その分、格好いい姿を見せたいと思います」
ファサ「これからもたくさんのステージをお届けしたいです」
ムンビョル「これからはたくさん会いましょうね!」

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初の単独公演を成功裡に終え、MAMAMOOは日本での活動を遂に本格化させる。2017年、日本でのK-POPをリードするのはMAMAMOOで決まりだ!

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(文:きむ・たく)