東アジア発の最強コンテンツ「アイドルマスター.KR」が遂にスタート!リアルとフィクションが交差する新感覚アイドル、Real Girls Project

© BANDAI NAMCO Entertainment Inc & IMX, Inc.

© BANDAI NAMCO Entertainment Inc & IMX, Inc.

4月28日、バンダイナムコエンターテイメントの人気ゲーム「アイドルマスター」(以下、「アイマス」)を原案とした韓国版ドラマ「アイドルマスター.KR」がスタートする。それに先駆け、このドラマ発のユニット「Real Girls Project」(以下,R.G.P)が来日。4月7日、Zepp ダイバーシティ東京で「THE IDOLM@STER.KR 1st ST@GE in Japan」(昼夜二公演)を開催した。

ゲームからスタートし、アニメなど多角的メディアミックス的展開で裾野を広げ、一大コンテンツとなった「アイマス」。この日も、プロデューサー(「アイマス」のファン)が基層となり、会場はフルハウス&熱気ムンムン。ライブが始まれば、フロアのテンションはすぐさまマックスとなる。そこにはK-POPアイドル風の公式応援コールはないが、プロデューサー陣は思い思いに声援を送り、“K-POPアイドルの初ステージでここまで盛り上がることはそうそうない”ってくらいの熱さに驚かされる。

© BANDAI NAMCO Entertainment Inc & IMX, Inc.

© BANDAI NAMCO Entertainment Inc & IMX, Inc.

メンバーのパフォーマンスも堂に入ったもので、この日が初の本格ステージとは思えないほど。それもそのはず、多くのメンバーがかつてK-POPアイドルとして活躍していたため、キャリアと経験値の高さが優れたステージングとなって表れていた。

“初来日”にして見どころ満載となったこの日。まずは1部と2部の間に記者会見が行われた。では、ライブでの様子もプラスしてメンバーを一人ずつご紹介!

ソリ:
「R.G.Pの長女」で、高校大学時代は日本に留学し、日本語もペラペラ。

イェウン:
いつも幸せで、チャーミングポイントは笑顔だが、「空港で携帯をなくしたので、携帯を買いたい」というのが悩みの種。オーディション前はマックのバイトをしながら、歌やダンスのレッスンに励んで歌手を目指していたという頑張り屋で、バイト仲間はオーディションの合格祝いにハッシュドポテトをサービスしてくれた。

ジスル:
「こうやって素晴らしい舞台に立つことが出来て、本当に光栄です」とコメントはいたって真面目な、お笑い担当。

ミント:
お寿司が大好きなタイ出身メンバー。ヒップホップ・ダンスが得意で、ライブではADのヒップホップチューン「JUICE」に合わせ、クールなダンスをキメた。

ハソ:
「プロデューサーの皆さまにやっと会うことが出来て、とてもドキドキしています」と挨拶するラップ担当で、特技は韓国舞踊。ラップと舞踊の両刀使いに新鮮な印象を覚える。

スジ:
「福岡と温泉に行きたい」と話す、チームの明るいエネルギー。2015年にTHE ARKのメンバーとしてデビューした経験がある。が、「その後、舞台に立つ機会がありませんでした。でも、こういう風にドラマを通じて、また舞台に立つことが出来て、すごく感謝しています」と話し、嬉しさを露にする。

ヨンジュ:
日本の桜が大好きなセクシー担当。かつては実力派ボーカルユニットTHE SEEYAの一員として活躍していた。

© BANDAI NAMCO Entertainment Inc & IMX, Inc.

© BANDAI NAMCO Entertainment Inc & IMX, Inc.

ジウォン:
「日本は空も道路も綺麗」と話すピンクが大好きなメンバー。

ジェイン:
チョコレートが大好きな末っ子。「日本のドラマが大好きで、50本くらい見ています。今は『ダメな私に恋してください』を見ています」と話し、ドラマで日本語を勉強中。2015年、スジと共にTHE ARKとしてデビューしていた。

ユキカ:
天使の笑顔と大食い担当という日本人メンバー。牛タンが大好き。中学時代から芸能活動を開始し、モデルや声優として活動してきた。

© BANDAI NAMCO Entertainment Inc & IMX, Inc.

© BANDAI NAMCO Entertainment Inc & IMX, Inc.

自己紹介を終えたメンバーは、ドラマについてメンバーはこう紹介した。
「オーディションから選ばれたメンバーがドラマの中でもアイドルを目指すという、現実とドラマがリンクする新しい感覚の作品です」(ソリ)
「アイマスの世界観を生かしながら、実際に脚本家の方から、私たち一人ひとりにインタビューをしてくださって、個人個人の性格を生かしてキャラクターを作ってもらいました。氷点下の中、半袖半ズボンで撮影するのが大変でした。最初はアイマスを知らないメンバーもいましたがが、合宿中、一緒に見て、皆で感動し号泣しました」(ユキカ)

また、この日、ドラマのOSTになる「THE IDOLM@STER.KR MUSIC Episode 1」がリリースされた。リード曲「Dream」とカップリング曲に相当する「One for All」はR.P.Gによるもの。

選抜メンバー(ソリ、ユキカ、ジウォン、ジスル、イェウン)によるユニット、B sideが歌う「THE IDOLM@STER(韓国語ver)」はアニメーションのイメージを生かした振り付けで明るい仕上がりに。そしてライバルチームのRED QUEENが歌う「ACACIA」を収録。耳でも韓国版のアイマスを楽しめる。

ライブはドラマのテーマ曲になるだろう「Dream」からスタート。合宿の時から一緒に練習してきたというだけあって、日本初お披露目ながら、その完成度は既に完璧。その後、RED QUEENの歌う「ACACIA」に合わせてパフォーマンスすれば、オープニングから館内は超ノリノリ。どんなMCにも歓声が沸き、ファンの熱さがヤバ過ぎる。初対面のファンにも「(声援の)声が小さいですね」(ジェイン)とダメ出しするなんて芸も堂に入ったもの。もちろん、ファンもマックスの声援で応える。

続いたのはユニット・コーナー! ソリ、ユキカ、ジウォン、イェウンで演じた「Ping Pong Game」はハードなダンスがウリで、ラストで全員が組体操風のサランヘポーズ。

© BANDAI NAMCO Entertainment Inc & IMX, Inc.

© BANDAI NAMCO Entertainment Inc & IMX, Inc.

ソリ、ジウォン、イェウン、スジ、ジェインがブラックのミニで演じた「Let’s get started」は格好良さ満点だ。これらはすべて初公開のスペシャルソングで、おそらく、今後ドラマで披露されるのかも。

© BANDAI NAMCO Entertainment Inc & IMX, Inc.

© BANDAI NAMCO Entertainment Inc & IMX, Inc.

その後、ジウォン、イェウン、スジの3人が白のミニドレスに身を包んで「Memories」という曲をじっくりと歌いあげ、ジェイン、ハソはB-GIRLモードで「Wanna be a Star」という曲を披露。ヨンジュは正統派歌手としてのセンスを見せるように、圧巻の歌唱力でドラマ「「1リットルの涙」主題歌「Only human」を歌い上げる。そして、B-Side が「THE IDOLM@STER(韓国語ver)」を歌えば、フロアの声援と応援はマックスになり、場内の興奮はK点越え! ジェスチャーゲームを挟んだ抽選コーナーでは、ドラマにプロデューサー役として出演する男優のソンフンが登場し、彼の呼びかけで館内が一つになって「アイマス最高!」とシャウトした。

その後、カバーダンスを演じた後は、全員で「One for All」「Dream」「アイ MUST GO!(韓国語ver)」をパフォーマンス。最後の「アイ MUST GO!」はサビで日本語verも挿入しながら演じ、最後までフロアは熱狂したまま。終われば客席からも「ありがとう」との言葉が飛び、感動的な一夜となった。

このドラマは4 月28 日からAmazon プライム・ビデオを通じ、日本・韓国で同時配信され、今後、世界200 を超える国と地域で配信が順次スタートする予定だ。アイマス・ファン、K-POPファン、韓国ドラマ・ファンの全てを巻き込んで、一大ムーヴメントとなりそうな予感たっぷりな「アイドルマスター.KR」。RED QUEENはAfter school のガウン、Tahitiのアリ、9muses ソジン、I.B.I ハン・ヘリが演じるとされ、実際に放送が始まれば、今以上のK-POPファンの注目を集めるに違いない。さらにスジは双子の設定とされ、序盤から彼女が物語をグイグイ引っ張っていくと思われる。世界全域でブームになるだろう「アイドルマスター.KR」に乗り遅れるな!

© BANDAI NAMCO Entertainment Inc & IMX, Inc.

© BANDAI NAMCO Entertainment Inc & IMX, Inc.

(文:きむ・たく)

アイドルマスター.KR

4月28日よりAmazonプライム・ビデオで配信開始
②「アイドルマスター.KR」1stアルバム「THE IDOLM@STER.KR MUSIC Episode 1」絶賛発売中!
「アイドルマスター.KR」日本公式サイト

関連ページ