韓国イラストレーター紹介展 日本で出会う禹那英(ウ・ナヨン)の韓服物語
この度、韓国文化院では最近若い世代の中で人気を集めている職業「イラストレーター」について紹介し、韓国で黒曜石というイラストレーターとして活躍している禹那英(ウ・ナヨン)作家を紹介するため、「韓国イラストレーター紹介展 ~日本で出会う禹那英(ウ・ナヨン)の韓服物語」展を秀林文化財団、秀林外語専門学校と共同で開催する運びとなりました。 イラストレーションは挿絵という意味から拡張され、現在は目的に合わせてゲームから本、しおり、クリアファイルなど多様な媒体に活用されています。
また、現在、韓国と日本にはイラストレーターを養成する専門学校が多数存在し、イラストレーターを職業として選択する人も増えつつあります。 本展示会では、イラストレーターという職業について紹介し、業務の過程、道具、作品などを通じて生産される多様な商品、そして禹那英(ウ・ナヨン)作家の「韓服を着る西洋童話」シリーズの作品を紹介します。
会期中には様々なイベントも行う予定ですので、多くのご関心をお寄せください。
日時: 2020年11月19日(木)~ 2021年2月2日(火) 10:00~17:00 ※休館日:日曜日、祝日、年末年始、サランバンは土曜日も休館
会場: 韓国文化院ギャラリーMI(1F)、サランバン(4F) 東京都新宿区四谷4-4-10 Tel:03-3357-5970 東京メトロ 丸ノ内線「四谷三丁目駅」1番出口より新宿御苑方向に徒歩5分
チケット ※入場無料
内容
イラストレーターという職業とその作業過程を紹介する映像資料と道具、禹那英(ウ・ナヨン) 作家のイラスト作品とグッズ、韓服資料など約50点の展示
ふしぎな国のアリス
禹那英(ウ・ナヨン、ペンネーム:黒曜石) 韓国で「黒曜石」というペンネームで知られている禹那英作家は「韓国的な」絵を描くイラストレーターとして人気を集めています。 以前はゲーム会社のゲーム・アーティストとして働き、2002年にはゲーム会社のNEXONに入社し、韓国において国民的ゲームと呼ばれた「風の国(바람의 나라)」のドット・グラフィック・デザイナーとして制作に参加しました。退職後は、パソコンとタブレットのようなデジタル・ツールを用いて、梨花女子大学校東洋画科で学んだ韓国的な線と色で描き始め、今は専業アーティストとして活動しています。 「美女と野獣」、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」、「マイティ・ソー バトルロイヤル」、「World of Warcraft」のような映画・ゲームのポスターを韓国画風にデザインするなど、西洋童話を韓国的に再解釈し、表現する作業で多くの人気を集めています。 また、韓国の伝統服飾と韓服を研究し、2018年には韓国において「黒曜石が描く韓服物語」を出版、2020年には日本においてその翻訳本の「イラストでわかる伝統衣装」を出版しました。2019年には韓服の世界化と生活化に寄与したことが認められ、韓国文化体育観光部長官により「韓国愛感謝状」を授与しました。
運営情報 主催:駐日韓国大使館 韓国文化院、秀林文化財団、秀林外語専門学校 協力:HANS Media、株式会社マール社、株式会社ワコム お問い合わせ:駐日韓国大使館 韓国文化院 Tel:03-3357-5970
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