アジアンフォトグラフィー第8弾 韓国若手写真家4人展「等身大の韓国写真 2013」1994年にはじまった「アジアンフォトグラフィー」シリーズでは、近隣アジア諸国の若い作家たちに注目してきました。2年ぶりとなる第8弾では、韓国の注目作家4名をご紹介します。この約20年でダイナミックな変化を遂げてきた韓国写真界では、既成の価値観にとらわれない若い世代が登場し、世界を舞台に活躍する作家も増えています。韓国写真の今の姿をぜひご覧ください。ガーディアン・ガーデン -------------------- 1990年代半ば以降、果敢に実験を続けてきた韓国の現代写真は、今ではより洗練され落ち着きをみせている。なかでも顕著な特徴ともいえる写真表現の多様化と現代美術領域への拡張は、その間の国内外の文化的な様相の変化と連動して現れた現象であろう。 アジアンフォトグラフィーシリーズとして4回目になる韓国の若い写真家たちによる展覧会。今回は4人の三十代の写真家たちが参加している。彼らの現実に対する態度と写真の表現方法はそれぞれ違う。だが、彼らが経てきた時代にどのように感応し、どのようなかたちで関心を表しているのかを通じて、韓国現代史の一端を垣間見ることができるはずだ。 金升坤 KIM, Seungkon(韓国写真評論家) 2013年10月28日(月)~ 11月21日(木) 11:00a.m.-7:00p.m. 日曜・祝日休館 入場無料 ガーディアンガーデン 琴惠元 (クム・ヒェーウォン) KEUM, Hyewon 금혜원「Urban Depth」 都市の中であまり人の目につかない異質な風景を、アイロニーをもって写真で可視化している。「Urban Depth」は都心の真ん中に密かに存在する地下のゴミ処理施設を撮った作品だ。都市が排出する不純物を呑み込み消化しているこの巨大な地下施設は、大都市の表面の下に隠されたもう一つの日常である。 1979年ソウル生まれ。2005年梨花女子大学校大学院韓国画科修了 姜在求 (カン・ジェーク) KANG, Jaegu 강재구「12mm」 二等兵は入隊前に髪の毛を12mmの長さに切り、集団的な軍隊文化に組み込まれていく。二十代の青年たちのポートレートにある眼差しには、避けることの出来ない現実に対する諦めや不安、葛藤が入り交じっている。私は入隊前後の彼らの姿を記録し、現代の韓国の青年たちのアイデンティティを探っていきたい。 1977年ソウル生まれ。2003年桂園造形芸術大学写真芸術科卒業 張晟銀 (チャン・ソンウン) CHANG, Sungeun 장성은「force-form」 物体(人体)と空間との関係を再認識させ、空間性や身体性に対する新たな想像力を掻き立てようと試みている。体を道具として用いて日常を可視化した「空間測定」、体の重さを空間の重さにたとえた「Force-Form」、空間と人体をテーマにした二つの作品シリーズがある。 1978年全州生まれ。2007年パリ第一大学パンテオン・ソルヴォンヌ造形芸術学科修士課程修了 金信旭 (キム・シンウク) KIM, Shinwook 김신욱「魚蟹図」 魚と蟹を題材にした韓国の民画「魚蟹図」は、出世、多産、豊穣、夫婦円満など、多様な象徴的意味を持つ。体の弱かった私が、川に入り魚を捕り、撮影する過程を通じて身体的なハンディキャップを乗り越えたように、「魚蟹図」を写真で再構成することで、その象徴性が具現化されることを願う気持ちで作業に挑んでいる。 1982年ソウル生まれ。2014年 イギリス王立芸術大学写真専攻修士課程在学中 主催 ガーディアン・ガーデン 企画協力 金升坤(韓国写真評論家) 協力 株式会社写真弘社 富士フイルムイメージングシステムズ株式会社 展覧会パンフレット A4判 32ページ(予定) 韓国語・英語訳付き 10/28発売予定 会場での販売とあわせ、ホームページで通信販売も行います。 ガーディアンガーデン 〒104-0061 東京都中央区銀座7-3-5 ヒューリック銀座7丁目ビル(リクルートGINZA7ビル)B1F 大きな地図で見る |
チャレンジ・アート・イン・ジャパン2013 ~ 韓国人留学生による現代アート展昨年に引き続き「チャレンジ・アート・イン・ジャパン2013」が開催される運びとなりました。本展覧会は日本に在住する韓国からの美術系大学に留学をされている学生を対象として選考いたしました。日韓両国の歴史は古く長きに渡って芸術・文化の交流を通じて育み、互いの文化に触れ合うことで多くの知識や英知を学んできました。 本展覧会は多摩美術大学、武蔵野美術大学、東京芸術大学、女子美術大学、東京造形大学に在籍する現役の留学生たち、卒業された人たちによる展覧会です。 彼女等も再び祖国に戻る日が来るかもしれません、この地にて励んだ成果を韓国文化院ギャラリーMIに一堂に集めて、開催いたしますので、是非ご高覧ください。(キュレーター:上田雄三〔ギャラリーQ〕)会期: 2013.11.19(火)~11.30(土) 10:00~17:00 (最終日は15:00まで) ※オープニング・レセプション 2013.11.19(火) 18:00~ 場所: 韓国文化院ギャラリーMI(1F) ※入場無料 http://hot-korea.net/modules/map/?lid=197 主催: 駐日韓国大使館 韓国文化院 後援: art in culture、art in ASIA (韓国) 多摩美術大学校友会、武蔵野美術大学校友会、東京造形大学校友会、女子美術大学同窓会 【シンポジウム 日韓の芸術文化の交流史(近代から現代まで)】 期日: 11月24日(日)15:00-17:00 会場: 韓国文化院 ハンマダンホール(2F) http://hot-korea.net/modules/map/?lid=197 パネリスト 金 英順(美術史家、 Director of The New Wave of Korean Culture Bureau ) 李 仁範(祥明大学校教授) 高階秀爾(大原美術館館長) 南嶌 宏(女子美術大学教授) 【参加アーティスト 13名】 朴貞仁/Park Jungin 2013 東京藝術大学美術研究科研究生在籍 朴娜炫/Park Nahyun 2013 東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現博士課程1年在籍 申栽和/Shin Jaehwa 2013 武蔵野美術大学大学院造形研究科博士後期課程修了 崔方實/Choi Bangsil 2013 武蔵野美術大学芸術文化学科卒業 金枝垠/Kim Jieun 2013 多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻4年在籍 具怜圻/Gu Younggeun 2013 多摩美術大学大学院研究科博士前期課程彫刻専攻2年在籍 柳昇煕/Yu Seunghee 2013 多摩美術大学絵画学科日本画専攻4年在籍 兪 京辰/Yu Kyungjin 2013 多摩美術大学大学院美術研究科日本画研究領域修了 姜善英/Kang Sunyoung 2013 多摩美術大学大学院美術研究科修了 姜智演/Kang Jiyeon 2013 多摩美術大学美術学部情報デザイン学科メディア芸術コース4年在籍 朴常希/Park Sanghee 2013 多摩美術大学大学院博士前期課程日本画専攻1年在籍 具ギプン/Ku Gippeum 2013 女子美術大学大学院美術研究科洋画専攻修士2年在籍 柳承媛/Ryu Seungwon 2013 東京造形大学造形学部美術学科絵画専攻領域 3年在籍 |
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