編集部ブログ - ドキュメンタリー写真家 権徹個展「韓流10年」新宿眼科画廊にて
新大久保・歌舞伎町で写真を撮り続けてきたドキュメンタリー写真家 権徹(ゴン・チョル)さんによる個展「韓流10年」が、歌舞伎町の新宿眼科画廊にて1月20日(金)から開始した。
2002年の日韓共催ワールドカップから数えて10年。当時の熱狂から今も新大久保・歌舞伎町を撮り続ける権徹さんは、歌舞伎町や元ハンセン病患者、在日朝鮮人などをテーマに活動するドキュメンタリー写真家。
日韓ワールドカップを始点とし、2003年以降の歌舞伎町浄化作戦を経て新大久保に重心が置かれた在日韓国人コミュニティの環境、また「冬ソナ」世代から今も形を変えて盛り上がりを見せる「韓流」ブームをテーマに、韓国人ジャーナリストの視点から切り取った生々しい作品を展示している。
昨今、新大久保ではブームに沸く一方で、就労者のビザや脱税など好景気の影に潜む問題も少なくない。
その状況に対し「もちろん不法滞在など悪いことにはメスを入れるため、新宿区はじめ日韓両国の協力も必要。サムギョプサルやイケメンだけではなく、歴史や文化をふくめた日韓交流の中に本当の『韓流』があると考えています」と権さん。
展示は入場無料。2月1日(水)まで開催中。
新宿眼科画廊
東京都新宿区新宿5-18-11 / 03-5285-8822
詳細はイベントカレンダー内権徹(ゴン・チョル)個展「韓流10年」へ。
展示中の写真作品やポストカードも販売中。購入方法や作品内容はお問い合わせください。
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